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引退した人達(備忘録) [勉強]

 本日、フランスでは新大統領が就任します。オランド大統領は引退、というわけです。先週、同じく引退を発表したのが、フランスの俳優、アラン・ドロンでした。日本ではフランスの「美男子」として人気が高いですが、フランスでは現在そこまで人気がある感じはしません。私の周りに居るフランス人は、「かっこいいんだけどね・・・」という表現をする人が多いです。

 そして昨日(日本の)ラジオを聞いていたら、この引退ニュースを受けて、番組でフランス語に関するトークを繰り広げていました。このパーソナリティー曰く、「この頃(=1970年代)に若者だった人がみんな知っていたフランス語が、アラン・ドロンが出ていたCMのキャッチコピーだった」そうです。それが、「D’urban, c’est l’élégance de l’homme moderne(ダーバン、それはモダンな男のエレガンス/優雅さ)」という表現。数年前、父に聞かれたのは、このことだったのか、と思いました。このフレーズを父が送ってきて、「フランス語で、なんて言っているの?」と聞かれたことがありました。「エレガンス」とか「モダン」という、イメージに関する単語が多く使われていたので、勝手に香水のCMだと思っていました。また、アラン・ドロンが出ているということも知らずにいました。これを期に調べてみたところ、香水ではなく、スーツの会社ということも分かり、勉強になりました。

フランスの大統領選挙2017 最終回 [政治]

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(フランスの投票事務所。候補者の名前が書いてあるカードを封筒に入れて投票します)
 決選投票が終わって、約1週間。投票の日は、友達の家でご飯を食べていたのですが、もちろんこの選挙の話題が出ました。結果が気になっていたので、午前1時頃まで起きていたのですが、結局途中で寝てしまいました。1時でフランスの18時。大都市の投票所が閉まるのが、20時。フランスのメディアはもちろん途中経過を発表せず、投票率のみを発表していました。第一回投票の際より、投票率が低いと報道されていたので、私はちょっと心配になりました。ただ、その後、Yahooニュースのトップニュースでは、同時刻に「マクロン氏の勝利の可能性大」というような記事が出ていたので、寝てしまいました。フランスのメディアは数字を出していないので、ヨーロッパの別の支局等から情報を仕入れたのでしょうか。

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(2007年大統領選挙候補者ポスター。懐かしい顔が多いです)
 選挙翌日は、「マクロン氏圧勝」の見出しが並んでいましたが、対抗したル・ペン氏の投票率を見ると、圧勝なのかな、と思ってしまいました(一旦落ち着くと詳しい分析が出ていましたが)。ル・ペン氏の所属する党(Front National)が決選投票に残ったのは彼女のお父さんが党首だった2002年。これはサプライズだったようで、決選投票ではシラク大統領が82.21%と大差で勝利。ただ、今回は33.9%を獲得したル・ペン氏。夏には、国民議会選挙があるので、そこでどれだけ議席を獲得するのか、注目されています。

 勝利が確定した日、マクロン氏はルーブル美術館の前で演説を行っていました。特に場所は決まっているわけではなく、毎回、好きな場所で新大統領は演説をしています。ただ、ルーブル美術館の会場設営は大変じゃないかなあと個人的に思ってしまいました。日中は観光客で溢れているので、閉館後に特設会場(ステージ)の設営をしたのだと思います。となると、当日いきなり準備できるわけではないので、勝ちを見越してある程度の準備をしていたのだと予想されます。もちろん、これは両陣営に言えることですが、毎回フランスに限らず選挙があると、「負けた方の勝利演出品はどうなるのだろう」と思ってしまいます。

ホーチミン市博物館 [旅’17]

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 ホーチミン市の歴史を主に取り上げた博物館です。と言っても、展示の1/3ぐらいはベトナム戦争を扱っているので、ベトナムの歴史も見られる博物館です。いくつか博物館を巡った中で、正直この博物館はあまり印象に残っていません。というのも、外観の印象が強すぎたからです。ベトナムで訪れた博物館の中で、一番立派な建物だった気がします。入り口からも分かるように、宮殿のような感じでした。私が行った日は、土曜だったのですが、新郎新婦が館内で結婚の記念写真を撮っていました。

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 外観は立派なのですが、他の博物館同様、外には戦車や戦闘機が展示されていました。大きすぎて展示できないからなのか、理由はよく分かりませんが、宮殿のような建物の外に戦車があるとやっぱり違和感を覚えます。
(美術館2階から見える風景)
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フランスの大統領選挙2017 討論会 [政治]

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(Le Mondeより。討論開始前、平等な発言時間のため、大きなストップウォッチが各候補の前に)
決選投票を日曜日に控えた大統領選挙、昨日(3日)は候補者同士の討論会が行われたようです。討論だけでなく、選挙運動中にも言えることなのですが、政策論争が日本と大きく異なり、面白いです。もちろん、国のシステムや歴史が異なるので、当たり前といえば当たり前なのですが、 日本に居ると理解するのが難しい話題も議論に上ります。(私が見てきた限り)印象に残っている議題は、「 (イスラム教徒のヘッドスカーフに関連して)政教分離」と「週30時間労働の見直し」でしょうか。特に後者は、さすがバカンスを楽しむ国、フランスだなあと思いました。

 今回の討論会、見る気は無かったので、新聞でどのように取り上げられているかチェックしてみました。私が購読している新聞、Le MondeにはLes Décodeurs(解読)というコーナーが数年前からあります。これは、話題になっているトピックを深く検証するというもので、私にとって身近ではない話題を理解するときによくチェックしているコーナーです。このコーナーで、今回の討論会をまとめていて、なかなか面白かったので、ここで紹介していきたいと思います。

 明らかに、アメリカ大統領選挙の影響だと思いますが、発言の信憑性について、このコーナーは説明していました。根拠の無い発言や事実と異なる発言についてはしっかり取り上げ、正しい情報を載せていました(「間違い」や「ホラ」というタグをつけていました)。

 また、毎回大統領選挙の討論の際、話題になるのがもちろん「国際関係/問題」。ここでいう国際問題というのは、もちろんEU以外の話題です。討論内では必ず「EU」と「国際関係/問題」を分けて、討論が進みます。今回の討論の要約を見る限り、「国際関係/問題」そのものというよりは、世界でのフランスの立ち位置について話していたようです。シリア問題に対する姿勢などが議論されるのかと思いきや、世界の様々な話題に関して、フランスがどのようなスタンスを取っていくのか、という発言が多かったようです。EUに関しても揺れているフランス、国の立ち位置について議論されるというのは、当たり前の流れなのかもしれません。

 またこの新聞のコーナーの最後には、「討論会中に上げられたトピック」というのを表にしていました。一番話題に上がったのが「ヨーロッパ(89回)」だったようです。それ以外にも、ドイツ、イギリス、Brexitなども多く話題に上がっていたようです。もちろん、国内の問題(雇用、治安など)の話題も出ていましたが、回数としてはヨーロッパの話題が多かったようです。

※追記:労働時間は週30時間ではなく、35時間の間違いでした。

フランスの大統領選挙2017 トリビア2 [政治]

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(記事の内容と全く関係ありませんが、中野中央図書館近くの花です)

 前回は平等な報道時間について書きましたが、今回は投票者に影響を与えない法律、です。これはテレビに限らず、新聞にも言えることですが、投票前日の夜から、投票終了まで、世論調査の発表が禁止されています。また各候補の政策などに関する報道も禁止になるので、前日のテレビはやけにニュースの量が減ります。文字通り、候補者を「寝かせる」法律です。

 投票日は朝から、選挙に関する特番が組まれていますが、世論調査も政策も報道できないので、専門家による討論もほとんどなく、ダラダラと時間が流れていきます。各候補者の事務所と中継を繋ぎ、各事務所の様子を伝えていきますが、特に事務所の様子も「結果を待っています」というような感じなので、真新しいニュースはありません。どこの国でも選挙の特番は、こんな感じだと思いますが、フランスの選挙特番は特にダラダラした感じがします 。

 ただ、この法律、適応されるのがフランスのテレビ局や世論調査会社。そのため、フランス語圏のメディアは、出口調査などを勝手にやって、勝手に予想などを報道しています(ベルギーなど)。そういったニュースをフランスの報道局は放送できませんが、各候補の事務所はそのようなニュースもチェックしています。そのため、結果発表30分ぐらいに、事務所と中継を繋ぐと、事務所の雰囲気で選挙の結果が大体分かります。「結果を発表することはまだ出来ません」と司会者や記者は一応言っているのですが、事務所の雰囲気でバレバレです。

フランスの大統領選挙2017 トリビア1 [政治]

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(2017年、エリゼ宮=フランス大統領官邸の新しい住人は誰になるのでしょうか)

1ヶ月近く遅れながら、ベトナムでのことについて書いてきましたが、小休止。来週の日曜日に迫っている、フランスの大統領決選投票について書いていきたいと思います。

 偶然にも前々回(2007年)、前回(2012年)の選挙の際はフランスに居たので、現地で選挙の行方を追っていました。投票権はもちろん無いので、「状況を追う」だけでしたが、なかなか面白い経験でした。今年は現地に居ませんが、日本から選挙を追っていました。年の始めに予想していた、あの人やこの人が立候補者リストに載っておらず、さすが先の読めない選挙だなあと思いました。

 EUの将来を左右する選挙だけあって、日本の新聞や雑誌が選挙を取り上げているので、各候補については書いていきません。今回は、あんまり日本のメディアで取り上げられていない「メディアにおける候補者の報道」について書いていきたいと思います。簡単に言うと、各メディアの報道方針/思想にかかわらず、候補者については平等に報道しなくてはいけない、という法律です。

 この法律、当てはまるのはテレビ、ラジオ、インターネットです。今年は2月1日から公式な大統領選挙運動が開始しています。3月18日に正式な候補者リストが発表となるので、2月1日から3月17日までは、候補になることを宣言/要件を満たして宣言した人達の報道は、(特に報道時間は)平等ではなくてはなりません。Aという候補に関して30分報道したら、BやCという候補に関しても30分という具合です。

 候補者リストが出て、テレビが討論会を開催するときも同様。第一回投票には、10人出馬したので、10人それぞれ平等に話す時間が与えられます。だから討論会を見ていると、各候補の下にはストップウォッチ/タイマーが設けられていて、その時間を見ながら、司会者が発言権を振り分けています。ただ、他国の同様、白熱した討論会になるので、誰もが同時に発言しているような状態にすぐなってしまうのですが。

 ただ、報道時間は平等と言っても、法律違反にならないギリギリの方法で放送するテレビ局もあります。私が好きなQuotidienという番組(風刺の強いニュース番組)は、候補者や党の名前を出さずに、上手に風刺をしたりしています。そのため、実際には必ずしも各候補者同じ報道時間にはなっていません。が、(特に泡沫候補に対して)「報道時間の平等のため・・・」と言って、泡沫候補のキャンペーンの様子なども一応報道しています。

 ただ、この報道時間には一応例外があって、それは大統領が出馬している場合。大統領としての任務もあるので、公務に関する報道はこの法律に当てはまりません。そのため、大統領が出馬している場合は、公務を行うことで、ある種のアピール、つまり選挙運動が出来てしまうわけです。2012年に出馬していた元サルコジ大統領、選挙期間中に銃殺事件があったのですが、その時の対応がなかなかだったので、その直後に発表された支持率で若干数字を上げていました。

 日本ではあまり見かけませんが、候補者のCMというのも作られ、番組と番組の間で流れます。2分弱のもので、政策やスローガンなどがかかげられます。ただ、毎回の選挙で10人近い候補が居るので、2×10分の、長い20分CMになります。夜のニュース前後ぐらいに毎日これが流れるので、結構うんざりしてきます。そのため、テレビを消す人も多いと思います。こういった中でも平等性を期すため、流す順番も毎日抽選で変えていきます。そのため、選挙期間中にある程度全員のCMを見ることになります。

 この法律、興味深いと思います。私が読んでいる新聞では「フランスは、このような法律を持つ唯一の国」と書いていましたが、さすが国のモットーの一つが「自由」だな、と思いました。アメリカの大統領選挙にも、もしこのようなルールがあったら、どのように選挙結果に影響していたのか、とちょっと考えてしまいました。

ホーチミン市内を散策 [旅’17]

 ハノイで見たこと、訪れた場所について、とりあえず書き終えることができたので、今回からは、ホーチミン市での滞在について。

 まず、ホーチミン市の中心街から。「ザ・観光地」という感じでしたが、綺麗な建物で好きな場所でした。

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 まずはホーチミンの中央郵便局。「ヨーロッパの駅みたい!」と思ってしまいました。それもそのはず、フランスの統治時代は、輸送手段の拠点だったそうです。受付も、切符販売所のような感じで、ホーチミンの肖像を見ないと、「ヨーロッパにある一駅」と思ってしまいます。
(郵便局内)
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 その郵便局の横にあるのが、サイゴン大教会。パリのノートルダム教会などと、同じ造りをした教会です。ハノイに居た時は、オペラ座以外、特に「ヨーロッパに似た」雰囲気の建物がありませんでした。しかし、さすが「東洋のパリ」と呼ばれるホーチミン、郵便局、教会を見て納得です。もちろん、ホーチミンはこのような建物ばかりが並んでいる街ではありません。アパートやビジネスビルが並んでいる場所がほとんどです。しかし、街を散策していると、たまにこのような「ヨーロッパに似た」風景が突然現れてきます。

ベトナムのトイレ [旅’17]

 ベトナムのトイレはあまりきれいではない、有料、ということを聞いていたので、外ですることはほとんどありませんでした。ハノイ、ホーチミンという都会に居たので、くみ取り式やトイレの横にあるバケツで流す、というトイレを見かけることはありませんでした。しかし、日本のトイレとは違うので、やはりびっくりしました。

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(ハノイのアパートのトイレです)
 最初に目に付くのは、横にある「シャワー」です(写真左)。日本で言う、ウォシュレットなのですが、慣れないと使いづらいです。汚い話になってしまいますが、角度が分かりづらいというか、自分の手で持って使うので、慣れていないとビシャビシャになります。私が滞在していたアパートにもあって使ってみたのですが、便座、トイレの周りがびしょびしょになりました。

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 そして、ずっと気になっていたのが、公共施設のトイレでよく見かける大きめのゴミ箱。写真のように、大きなゴミ箱が便器の横に置いてあります。気になったので、インターネットで調べてみると、このゴミ箱、使用後のティッシュを入れるゴミ箱だそうです。市内やホテルのトイレは水洗なのですが、場所によっては勢いが無く、「このトイレ、大丈夫かな?」と何度か思いました。流せる場合は流しても良いらしいのですが、基本は使用後のティッシュをこのゴミ箱に入れるようです。幸い、私のアパートは流しても大丈夫なトイレでした。しかし、博物館で入ったこのトイレは、水の勢いが足りず。トイレに入った瞬間、臭いが結構したので、「あー、多分流せなくて、使用後のティッシュはゴミ箱行きだな」となんとなく予想はしていました。

エレベーター [旅’17]

 ベトナム独自のものなのか、他でも広まっているのか、よく分かりませんが、画期的なエレベーターを見つけました。エレベーターに乗る際、上下のボタンを押すのではなく、自分が行きたい階のボタンを押すというものです。文章だけでは分かりづらいと思うので、写真を使って説明します。

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 このエレベーター、オフィスビルでよく見かけました。やはり階数が多いというのが理由なのでしょうか。エレベーターの前には、上下のボタンではなく、写真のように数字が書かれたボタンがあるので、自分の行きたい階のボタンを押します。すると、上の液晶部分にエレベーターの番号(アルファベット)が表示されます。そのエレベーターに乗ると、直接自分の行きたい階につれていってもらえるということです。

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(行き先階のボタンが無い!)
 私は最初、このエレベーターの使い方が分からず、とりあえず来たエレベーターに乗ってしまいました。一番下の階である地上階に居たので、全てのエレベーターが上にいくものだと思ったからです。ただ、乗ってみてびっくり、行き先を押すボタンがなく、慌てて降りました。

 私が乗った時には、直接その階に行くことが出来たのですが、多分忙しいときは、近い階の人が同じエレベーターに乗るのでしょうか。

ベトナム軍事歴史博物館 [旅’17]

 この博物館へは、(雨の中)、滞在最終日へ向かいました。元々は、ハノイ出発日の朝に行こうと思っていました。ベトナムは私が訪れた国の中で、美術館の開館時刻が一番早く、8時から開館しています。午後遅い飛行機だったので、開館一番に行けば大丈夫だろうと思っていました。しかし滞在最終日、バスが目的のバス停に到着しないという出来事が起こりました。もしハノイ出発日にそんなことがあっては困ると思い、最終日、インタビュー後に行くことにしました。

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 午後一で行ったのですが、入り口にはたくさんの人。ちょうど観光客団体がバスで、各国からやってきていました。やはり観光スポットの一つなのでしょうか。何が観光スポットなのか、入ってみてすぐに分かりました。元要塞(城)が展示されていたり、レプリカではありますが、当時のジェット機や武器がたくさん展示されていました。これだけを見ると、武器博物館のようですが、ベトナムでは結構一般的な展示方法のようです。どこの歴史博物館(その中のテーマが何であれ)の外には必ず、戦車などが展示されていました。

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(写真等の展示がある建物)
 観光客の方々、時間が無いのか、そういった戦車などの前で写真を撮影し、そのまま帰ってしまう団体もありました。そのせいか、館内はかなり空いていました。鑑賞するには良かったですが、残念な気もしました。

 館内は他の博物館同様、説明がほとんどなく、様々なものが展示されている、という感じでした。写真や武器(罠)などがたくさん展示されていました。百聞は一見にしかず、というか、写真の展示はなかなか良かったです。自分が以前訪れた刑務所の当時の写真なども残っていました。

 名前からも分かるように、「軍事歴史博物館」なので、戦争の歴史が語られています。フランスの植民地支配から、ベトナム戦争までの流れが書かれています。勝利側(北ベトナム)にある博物館のせいなのか、または軍事歴史博物館というテーマのせいか、どのように(北)ベトナムが敵を倒したのか、戦ったのか、というテーマで展示がされている印象を受けました。
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