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Sherlock Holmes : A Game of Shadows (2011) [映画]

フランスで公開してから、ずっと見たいと思っていた映画でした。しかし、フランス人からすると「ドンパチ」やってヨーロッパを駆け回る映画は、いかにもハリウッドという感じで好きではない人も多いようです(その割には長く映画館で上映していましたが)。そしてなかなか一人で見に行く気にもなれず、ズルズル映画館へ行く機会を延ばしていました。
今回、やっと見る機会がやってきました。なぜなら、機内上映でやっていたためです。色々あるタイトルの中から、迷わずこの映画を選びました。少し長いなあという印象でしたが、まあまあ面白い映画でした。
2009年に上映された映画内で良かった部分がいくつか残っていて、嬉しかったです。攻撃前には必ずと言ってよいほど、ホームズの説明(どこをどう攻めていくか)が映像と共になされます(スローモーション)。その後普通のスピードで、同じ映像が流れます。同じ物を2回見ることになるのですが、説明付きというのがなかなか面白くて、気に入っている方法です。また、説明はないけれども、ハイスピードカメラで撮ったようなスローモーション映像もありました。普段はドキュメンタリーなどでしか見たことのないような動き(ハイスピードカメラ)が、映画内に出てきて不思議な感じでした。
更に、私がこの映画シリーズで気に入っているのがホームズとワトソンのやりとり。原作以上に厳しいことを言い合うのですが、それでも離れがたい仲という感じで、毎回楽しんでいます。原作以上に暴走しているイメージのホームズ、最後の解決部分を見てみると、「こういう意図でやっていたのか」(少しこじつけのような感じもしますが)ということが分かってきます。しかし、事件が解決するとまた何を考えているのか分からないホームズに戻ります。この差が映画ではうまく表現できているな、と私は思います。
ストーリーは少し詰め込みすぎかな、という印象でした。舞台が1ヶ国ではなく、いくつかの国に渡っているにもかかわらず、複数のストーリーが進行していくので少し分かりづらかったです。フランスも出てきましたが、ちょっと嘘っぽくて、フランス人がこういう映画を見たがらない理由が少し分かる気がしました。
フィウミチーノ空港 [旅]
乗り継ぎで使った空港、別名(ローマ・)レオナルド・ダ・ヴィンチ国際空港で無料のインターネット接続環境は提供されていませんでした。そのため、現地からブログ更新とはなりませんでした。

土曜の朝に到着したため、人はほとんど居ませんでした。イタリア人はもちろん、朝から話す気力だけはあるようでした(そのため、小さなカフェでは長い行列が出来ていました。お客さんより、自分たちの会話を優先するためです)。特に見る店はないまま、空港をぶらぶらしていました。

レオナルド・ダ・ヴィンチの発明した物が展示されているスペースがありましたが、土曜のため閉まっていました。残念。
飛行機内はラッキーなことにかなり空いていました。シーズンオフといえども、1/3のぐらいの乗客しか居なかった気がします。一列10席あるのですが、私の列に座っていたのは3人。各自、いくつかの席を使って快適な空の旅でした。

嬉しいことに、オレンジジュースは「ブラッドオレンジジュース」でした!前の席の人が飲んでいて、トマトジュースかと思ったら、オレンジジュース。日本のイタリアンレストランチェーン店でしか飲んだことがなかったので、嬉しかったです。
イタリアらしい、と言われた飛行機で色々心配していましたが、個人的には高評価の航空会社になりました(一番好きなのはエミレーツです)。

土曜の朝に到着したため、人はほとんど居ませんでした。イタリア人はもちろん、朝から話す気力だけはあるようでした(そのため、小さなカフェでは長い行列が出来ていました。お客さんより、自分たちの会話を優先するためです)。特に見る店はないまま、空港をぶらぶらしていました。

レオナルド・ダ・ヴィンチの発明した物が展示されているスペースがありましたが、土曜のため閉まっていました。残念。
飛行機内はラッキーなことにかなり空いていました。シーズンオフといえども、1/3のぐらいの乗客しか居なかった気がします。一列10席あるのですが、私の列に座っていたのは3人。各自、いくつかの席を使って快適な空の旅でした。

嬉しいことに、オレンジジュースは「ブラッドオレンジジュース」でした!前の席の人が飲んでいて、トマトジュースかと思ったら、オレンジジュース。日本のイタリアンレストランチェーン店でしか飲んだことがなかったので、嬉しかったです。
イタリアらしい、と言われた飛行機で色々心配していましたが、個人的には高評価の航空会社になりました(一番好きなのはエミレーツです)。
出発直前 [旅]
ただいまフランス午前5時26分です。7時にローマへ向けて出発飛行機に搭乗するため、早起きしてきました。朝かなり早いこともあって、手続きはかなりスムーズにいきました。アナログな私、チケットが手元に届かないe-ticketに未だに慣れていません。そのため、機械に自分の予約番号を入れて搭乗券が印刷されるまで、安心出来ませんでした(本当に自分の名前が登録されているかどうかなど)。
国際線は、空港に2時間前到着と言われていました。朝なので空いているだろうと思いつつ、朝4時のタクシーを予約しておきました。運転手さん、かなり飛ばしてくれて、4時20分には既にシャルドゴール空港に到着していました。そのため、手続きも始まっておらず、空港探索。全ての店が閉まっているため、ほとんど見る物はありませんでしたが。その途中で、自分が乗る航空会社のチケット売り場を見つけました。

初めてのイタリア航空、どんな感じなのでしょうか。評判は「イタリアらしい」とのこと(よく飛行機が遅れる)。

自分の搭乗ゲート近辺。駅のような天井、私は好きです。搭乗まで後1時間弱待機です。幸いにも、Wifiの環境が整っているパリ同様、シャルドゴール空港にもしっかりとWifiがあるので、こうしてブログを書くことも出来ています。ローマ空港にWifiがあるのか、到着したら試してみます。
国際線は、空港に2時間前到着と言われていました。朝なので空いているだろうと思いつつ、朝4時のタクシーを予約しておきました。運転手さん、かなり飛ばしてくれて、4時20分には既にシャルドゴール空港に到着していました。そのため、手続きも始まっておらず、空港探索。全ての店が閉まっているため、ほとんど見る物はありませんでしたが。その途中で、自分が乗る航空会社のチケット売り場を見つけました。

初めてのイタリア航空、どんな感じなのでしょうか。評判は「イタリアらしい」とのこと(よく飛行機が遅れる)。

自分の搭乗ゲート近辺。駅のような天井、私は好きです。搭乗まで後1時間弱待機です。幸いにも、Wifiの環境が整っているパリ同様、シャルドゴール空港にもしっかりとWifiがあるので、こうしてブログを書くことも出来ています。ローマ空港にWifiがあるのか、到着したら試してみます。
Amyの選挙ノート その8 [勉強]
権利移譲セレモニーの日、首相が正式に任命され、翌日は内閣発表。これも生中継で見ていました。午後に発表ということだったのですが、最後の詰めがなかなか決まらなかったようで、正式に発表されたのは午後7時でした。
34人の閣僚、多いなあという印象がしました。色々細かく分かれていて、時には、どんな仕事をするのか分からないような省もありました。34人中17人が女性、と日本で話題になっているようですが、私が面白いと思ったのは、フランスで重要視されている省について。
内閣発表を中継した番組は、ずっと生放送で発表の瞬間を待っていました。専門家が色々な話をするのですが、その時に注目されるのが以下6つの省(大臣)。
1.内務大臣。首相の右腕、と言ったイメージです。国内で大きな事件が起きると、まず現場に送られるのがこの大臣です。
2.教育大臣。学生に優しい(と私は思う)フランス、相当な予算を毎年教育に割いています。国立の大学が無料(毎年登録料3万円ほどを払うだけ。これでも値上がりした、と大騒ぎです)ということからも、国がどれだけ教育に力を入れているのか、ということも分かります。
3.外務大臣。EUという身近な話題だけでなく、その他諸外国との関係のためにも重要ポストと言ったところだと思います。
4.経済大臣。不景気、ユーロ安など、経済に関する問題はフランスでいっぱい。この大臣がどう活躍できるのか注目される理由は一目瞭然だと思います。
5.防衛大臣。普段はフランスが軍事国だ、という実感はあまり抱きません。しかしセレモニーなどに戦車などが登場すると、「フランスは軍を持っているんだ」ということを再認識させられます。アフガニスタンからどうやって撤退するかという問題があるので、そういった意味でも重要ポスト。
6.農業大臣。この大臣が注目されるのは、日本の感覚からすると少し意外な気がします。しかし、フランスはEU第一の農業大国。農業は大切な産業です。4月頃に毎年パリで行われるSalon d'agriculture(農業展覧会)には、政治家が必ず訪れます。展覧会なので、牛や各地域の農産物などが展示されています。そこでどうやって農家と仲良くなれるかが将来の政治家人生の鍵を握るというわけです。今年は選挙ということもあって、各候補この展覧会にやって来ていました。
34人の閣僚、多いなあという印象がしました。色々細かく分かれていて、時には、どんな仕事をするのか分からないような省もありました。34人中17人が女性、と日本で話題になっているようですが、私が面白いと思ったのは、フランスで重要視されている省について。
内閣発表を中継した番組は、ずっと生放送で発表の瞬間を待っていました。専門家が色々な話をするのですが、その時に注目されるのが以下6つの省(大臣)。
1.内務大臣。首相の右腕、と言ったイメージです。国内で大きな事件が起きると、まず現場に送られるのがこの大臣です。
2.教育大臣。学生に優しい(と私は思う)フランス、相当な予算を毎年教育に割いています。国立の大学が無料(毎年登録料3万円ほどを払うだけ。これでも値上がりした、と大騒ぎです)ということからも、国がどれだけ教育に力を入れているのか、ということも分かります。
3.外務大臣。EUという身近な話題だけでなく、その他諸外国との関係のためにも重要ポストと言ったところだと思います。
4.経済大臣。不景気、ユーロ安など、経済に関する問題はフランスでいっぱい。この大臣がどう活躍できるのか注目される理由は一目瞭然だと思います。
5.防衛大臣。普段はフランスが軍事国だ、という実感はあまり抱きません。しかしセレモニーなどに戦車などが登場すると、「フランスは軍を持っているんだ」ということを再認識させられます。アフガニスタンからどうやって撤退するかという問題があるので、そういった意味でも重要ポスト。
6.農業大臣。この大臣が注目されるのは、日本の感覚からすると少し意外な気がします。しかし、フランスはEU第一の農業大国。農業は大切な産業です。4月頃に毎年パリで行われるSalon d'agriculture(農業展覧会)には、政治家が必ず訪れます。展覧会なので、牛や各地域の農産物などが展示されています。そこでどうやって農家と仲良くなれるかが将来の政治家人生の鍵を握るというわけです。今年は選挙ということもあって、各候補この展覧会にやって来ていました。
Days of Thunder (1990) [映画]

日本に居た頃(特に大学に進学して東京へ来てから)は、よく映画の試写会へ行っていました。招待券を「当てる」テクニックもなんとなく分かってきて、自分の行きたい映画を当てては楽しんでいました。そのため、見ていた映画のほとんどが新作でした。こちらに来てから映画館へ行くようにもなったのですが、古い(と言っても20〜30年ほど前)の映画も見るようになりました。先日見た映画が、「Days of Thunder」です。車のレースはあまり知らないのですが、それでもドキドキしながら見ていました。CGなど特殊効果はないですが、それでも面白かったです。起承転結が分かりやすく、結末もすぐに分かるものだったのですが、楽しめました。普段、このブログで映画に関する記事を書く場合、自分の好きだった部分、嫌いだった部分を書いてきました。しかし今回は少し形を変えて、なぜシンプルなストーリー設定で自分が楽しめたのかを考えていきたいと思います。
一番の理由は、トム・クルーズが意外にかっこよかったことだと思います。日本に、彼のファンがたくさん居ることは承知しています。自分の縮尺ではあまり「かっこいい」という基準ではありませんでした。「ミッション・インポシブル2」と「ラスト・サムライ」ぐらいしか見ていませんが、それでもアクションはすごいなあという印象でした。しかし、母によると「『トップ・ガン』のトム・クルーズはかっこいい」とのこと(実家にビデオがあるのですが、まだ見ることが出来ていません。VHSの機械が家から消えないうちに見ようと思っています)。このような印象を持っていたのですが、この映画で少しそのイメージが変わったと思います。
2番目の理由は、先ほども書いたようにストーリーがシンプルだ、ということ。自分でも予想出来るストーリーだったので、安心感がありました。変な例えですが、小さな定食屋さんよりファミリーレストランを選んだ、という感じです。小さな定食屋さん、おいしいのかよく分からない場所もあり結構賭けのような部分もあります。「当てた」時はとてもおいしいものを食べられますが、外れた時のショック(まずさ)は大きい時もあります。逆にファミリーレストラン、サプライズは無いけれど、ある程度の味は保障されています。面白い映画を「探す」醍醐味もあるけれど、時にはファミリーレストランのような映画も良いかな、とこの映画を見て思いました。
3番目の理由は、音楽。カーレースがテーマだけあって、アップテンポな音楽が多かったです。映画の最初の方で使われるThe Spencer Davis Groupの「Gimme Some Lovin」は友達がよく聴いていて、知っている曲でした。が、映画で見てみると不思議な感じでした。カーレースの場面で使われるとは思っておらず、ちょっとした驚きでした。
自分は免許を持っていませんが、ドライブに行きたくなる映画でもありました。
Amyの選挙ノート その7 [言葉の勉強]
「権利の移譲」セレモニーで、私が気になったこと。それは、二人の大統領がどのように話をするのか、ということです。フランス語では英語のyouに当たる言葉が2つ存在します。tu(「君、あなた」など親しい間柄で使われる)とvous(「あなた(方)」と複数、tuより丁寧な「あなた」)があります。動詞の活用も変わるので、フランス語を勉強し始めたころはなぜ「2つもyouがあるんだ?」と思っていました。最初は年齢差でtuかvousになるのかな、と思っていたのですが、そう簡単にはいかないようです。例えば、家族間では年齢に関係なくtuです。学生と教授の距離ははっきりと分かれているので、学生は教授に対して100%vousで話します。教授が学生に話す時はtuだったりvousだったり、場合によります。この使い分け、私も初対面では迷うので自分なりのルールを作りました。学生、または自分と近い年齢(若者)と話す時は、初対面であってもtu、少しでも年上の場合はvousと決めています。たいてい、vousで話すと「そんなにかしこまらなくても良いから、tuで話しなさい」と言われるので、その後からはtuに変えます。ほとんどの場合でこの「許可」をもらえると分かっていても、一応最初はvousで話すようにしています。慣れたと言っても、自分の「若者」の定義も曖昧なところ。どこまで「若者」と区切るのか、迷うところです。特に学校外で会う「若者」には、どちらを使おうかいつも迷っています。
さて、大統領に対してはどのように話すのか。正式な呼びかけは、Monsieur le Président(大統領殿)となり、もちろんvousを使います。お互い大統領の場合(新旧であっても)はどうなるのか、と私は思っていました。私が見ていた番組(中継)によると、表舞台ではvousを使っていて、裏(つまり私たちの見えないところ)ではtuで話しているだろうということでした。vousを使うと、かしこまった関係になり、より距離感も生まれるので、対立する間柄にはちょうど良いのかもしれません。
Amyの選挙ノート その6 [勉強]

しばらく日にちが経ってしまいましたが、無事にフランス大統領が決定しました。投票日20時、しっかりとテレビの前で結果を待っていました。予想通り、と言った感じでした。20分後早々に、サルコジ大統領の演説がありましたが、なかなか良かったです。負けをしっかりと受け止め、かつ投票してくれた人への感謝を表現し、「フランスのためにまとまろう」と言ったメッセージのスピーチでした。オランド大統領の勝利宣言は夜遅かったので、見ることは出来ませんでした。が、2日前のpassation de pouvoir (権利の引き継ぎ)セレモニーでの演説は生中継で見ました。これも「大統領らしく」堂々としていました。安心して見ることが出来ました。
色々儀式を大切にするフランス、この「権利の引き継ぎセレモニー」も盛大に行われます。新旧大統領の交代セレモニーです。エリゼ宮(フランス大統領官邸)の入り口に10時ぴったり、新大統領が車で乗り付けます。この10時ぴったり、というのが大切なようです。10時ぴったりにセレモニーが開始できるよう、5分前に到着して待機していれば良いのに、と私は思ってしまいました。が、フランス人によると10時ぴったり、その場所に到着することが大切なようです。これは、新大統領が雇う運転手の道路状況を読み取る能力にかかっているということでしょうか。色々な機会で遅れて到着する傾向がある(あった)オランド候補でしたが、無事10時ぴったりに到着。
その後、前大統領と色々諸手続。これは密室で行われ、この時に原子爆弾(投下)ボタンのコード(パスワード)を渡されると言われています。銀行の暗証番号などのように4桁という訳ではないので、どのように渡されるのか少し気になるところです。
そういった手続きの後、2人でまたエリゼ宮の入り口に現れ、挨拶をして、旧大統領が車に乗って 去って行きます。レッドカーペットが敷かれ、そこを去って行くのはなかなか凝った演出だなあ、と思います。過去の大統領は1人で車に乗り込んでいくのですが、色々な意味で「新しい」サルコジ大統領、奥さんの手を取ってレッドカーペットを歩いて行きました。賛否両論ありましたが、無事にセレモニーは終了しました。
サルコジ夫妻より話題になっているのが、新大統領のカップル。このカップル正式には籍を入れていません。フランスでは全く珍しい事ではないのですが(この「籍を入れていない」カップルの新生児は、毎年フランスで生まれる子供の半分を占めているそうです)、第五共和制以降では初めてのこと。バチカンで果たしてこの大統領が受け入れてもらえるのか、とフランス人は心配し始めています。いかにもフランスらしい心配事だなあ、と思ってしまいました。
Amyの選挙ノート その5 [勉強]
メーデーの翌日は、大統領選2人の討論でした。Le Figaro(右よりの新聞)が行った調査によると、72%の人が「討論を見る」と答えていました。結果的に見ていた約1700万人(同新聞)、フランスの人口から計算すると4人の内1の人が見ていた計算になります(ちなみに有権者で比較すると、約3人に1人)。これが多いのか少ないのか、比較は出来ませんが、印象からすると多いと思います。なぜなら、翌日学校へ行く道の途中で、色々な人の会話を耳にしたけれど、そのほとんどがこの討論についてだったからです(更に翌日の新聞には討論の全文を載せているものもありました)。
どんな風に議論が行われるのかと思ったのはもちろん、自分がどれだけ討論についていけるか、も兼ねてこの討論を見てみることにしました。有料放送を除く全てのチャンネルで放映していましたが、スタジオはFrance2というチャンネル。アナウンサーはTF1から一人、France2(別のチャンネル)から一人という形でした。番組は2時間30分の生放送。
議論の最初のテーマは国民の関心事、経済から。面白いなあと思ったのは、まず定義からどの議論も入ること。「国の経済」について計る指標は、失業率を使うのかそれともGDPを使うのか、またどの数字を使うのかなどなど。各候補自分の政策にあった数字を持ってくるので、この数字(定義)で相当もめていました。驚いたのは、たくさんの数字が両候補とも頭に入っていること。相手の言葉を書き留めるための紙は各自持っているも、カンペ無し。どうやって、あれだけの数字を頭に入れているのか、感心してしまいました。
結局、議論は予定の2時間30分を越え、3時間近く行っていたようです。「ようです」と書いたのは、議論の途中で寝てしまい、私がリタイアしてしまったため。翌日の新聞を読む限り、最初から最後まで白熱だったようです。
そして私が気になっていた、「同時に話している時はストップウォッチがどう動くのか(平等の発言権のため)」という謎も解けました。カメラは話している候補の顔をズームにして撮るので、会場全体はあまり写ることはありませんでした。それでもその数少ない機会を利用して見てみると、同時に話している時にはストップウォッチが止まっていました。一人の候補が話しすぎると、アナウンサーが「発言の平等の関係があり、○○候補は少し話しすぎています。では・・」と発言権を「取り上げる」場面もありました(が、あまり上手く機能していませんでした)。
議論が白熱してくると、アナウンサーの仕切りを両候補とも聞いていませんでした。残念なことに、カメラは候補をズームにするので、少し物足りない感じもしました。相手候補、またはアナウンサーがどんな風に話を聞いているのか、見てみたいという物足りなさもありました。
二人の候補の写真は、日本の新聞にも出ていると思うので、討論を仕切っていた2人のアナウンサーの写真を。左がLaurence Ferrai(TF1)、右がDavid Pujadas(France2)。2人とも各チャンネルで局の顔とも言える、20時のニュースを担当しています。
どんな風に議論が行われるのかと思ったのはもちろん、自分がどれだけ討論についていけるか、も兼ねてこの討論を見てみることにしました。有料放送を除く全てのチャンネルで放映していましたが、スタジオはFrance2というチャンネル。アナウンサーはTF1から一人、France2(別のチャンネル)から一人という形でした。番組は2時間30分の生放送。
議論の最初のテーマは国民の関心事、経済から。面白いなあと思ったのは、まず定義からどの議論も入ること。「国の経済」について計る指標は、失業率を使うのかそれともGDPを使うのか、またどの数字を使うのかなどなど。各候補自分の政策にあった数字を持ってくるので、この数字(定義)で相当もめていました。驚いたのは、たくさんの数字が両候補とも頭に入っていること。相手の言葉を書き留めるための紙は各自持っているも、カンペ無し。どうやって、あれだけの数字を頭に入れているのか、感心してしまいました。
結局、議論は予定の2時間30分を越え、3時間近く行っていたようです。「ようです」と書いたのは、議論の途中で寝てしまい、私がリタイアしてしまったため。翌日の新聞を読む限り、最初から最後まで白熱だったようです。
そして私が気になっていた、「同時に話している時はストップウォッチがどう動くのか(平等の発言権のため)」という謎も解けました。カメラは話している候補の顔をズームにして撮るので、会場全体はあまり写ることはありませんでした。それでもその数少ない機会を利用して見てみると、同時に話している時にはストップウォッチが止まっていました。一人の候補が話しすぎると、アナウンサーが「発言の平等の関係があり、○○候補は少し話しすぎています。では・・」と発言権を「取り上げる」場面もありました(が、あまり上手く機能していませんでした)。
議論が白熱してくると、アナウンサーの仕切りを両候補とも聞いていませんでした。残念なことに、カメラは候補をズームにするので、少し物足りない感じもしました。相手候補、またはアナウンサーがどんな風に話を聞いているのか、見てみたいという物足りなさもありました。
二人の候補の写真は、日本の新聞にも出ていると思うので、討論を仕切っていた2人のアナウンサーの写真を。左がLaurence Ferrai(TF1)、右がDavid Pujadas(France2)。2人とも各チャンネルで局の顔とも言える、20時のニュースを担当しています。
メーデー [今日の1枚]
先日の討論の話は後日にするとして、フランスの大切な祝日について話していきたいと思います。日本のゴールデンウィークのように、フランスは5月にいくつかの祝日があります。5月1日は「メーデー」(fête de travail=仕事の祝日)でした。労働組合が行進するのですが、今年は大統領選ということもあって、政治的にも盛り上がっていました。
サルコジ大統領は、エッフェル塔の前で演説(フランスのシンボルの前で演説なんて、かなり気持ちよかったと思う)、一回目の投票で3位につけていた極右のル・ペン氏はオペラ座の前で演説(これもとても気持ちよいと思う)、その後行進をしていました。私はどの候補の演説も見に行かなかったのですが、住んでいるところの近くの行進(労働組合)を見に行きました。
Boulevard Saint-Germainという大きな通りが家の近くにあるのですが、その普段の様子がこちら。

同じ場所から撮影したメーデーの様子。

歩行者天国のようになって、たくさんの人が歩いていました。歩道もたくさんの人で、自分の家の周りをぐるっと一周するのにも、かなりの時間がかかってしまいました。
5月1日の1週間後、5月8日はヨーロッパ戦勝記念日(第二次世界大戦で、ヨーロッパがドイツに勝った日)でこれも祝日。面白いことに、バカンスが好きなフランス人ですが日本のように「振替休日」というものを作りません。この祝日が土曜、または日曜に被った場合、月曜は休みとならず、普通に学校や仕事があります。この祝日が土曜、日曜と被った年は2年連続で、5月の2つの祝日がなくなるというわけです。
サルコジ大統領は、エッフェル塔の前で演説(フランスのシンボルの前で演説なんて、かなり気持ちよかったと思う)、一回目の投票で3位につけていた極右のル・ペン氏はオペラ座の前で演説(これもとても気持ちよいと思う)、その後行進をしていました。私はどの候補の演説も見に行かなかったのですが、住んでいるところの近くの行進(労働組合)を見に行きました。
Boulevard Saint-Germainという大きな通りが家の近くにあるのですが、その普段の様子がこちら。

同じ場所から撮影したメーデーの様子。

歩行者天国のようになって、たくさんの人が歩いていました。歩道もたくさんの人で、自分の家の周りをぐるっと一周するのにも、かなりの時間がかかってしまいました。
5月1日の1週間後、5月8日はヨーロッパ戦勝記念日(第二次世界大戦で、ヨーロッパがドイツに勝った日)でこれも祝日。面白いことに、バカンスが好きなフランス人ですが日本のように「振替休日」というものを作りません。この祝日が土曜、または日曜に被った場合、月曜は休みとならず、普通に学校や仕事があります。この祝日が土曜、日曜と被った年は2年連続で、5月の2つの祝日がなくなるというわけです。
Amyの選挙ノート その4 [勉強]

今日(5月2日)は日曜の大統領決戦投票を前に、2人候補の間でテレビ討論が行われます。番組自体は2時間30分となっています。CM、司会者の質問なども含めて各候補1時間ずつ与えられているのだと思います。以前説明した、「発言の平等」のルールがこの決選投票でも敷かれています。写真でも分かるように、ストップウォッチでしっかりと各候補の発言を計っています。同時に話している場合はどうなるのだろう、と個人的には思っていますが。
この討論、基本は1回。元弁護士で話すのがうまい(演説も上手い)サルコジは3回を希望していたようですが、両者で協議を行った後1回に落ち着いたみたいです。右よりのLe Figaroが行った調査によると、(質問回答者)72%が今夜の討論を見るようです。が、この討論によって支持率が大きく変化することはないだろう、というのが大半の見方。アメリカの大統領選は「リーダーとしてのイメージ」が求められるので、テレビ討論が重要な位置を占めているようですが、フランスはそこまで重要視されている印象がありません。もちろん、この討論によって、出演した政治家のイメージが作られますが、ほとんどの投票者は日曜に誰に投票するか決めているようです。それでも、やはりテレビ討論がどうなるのか気になるのでしょうか。
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